ソニーの新型カメラDSC-RX10M3の驚くべき性能

2016年06月29日 in レビュー


ソニーから先日、新型のデジタルカメラDSC-RX10M3が発売されましたが、あまり売れ筋ではないということなんでしょうか、メディアの露出が少なめでソニー自身も宣伝を積極的に行っている様子もなさそうな、きわめて地味な発売となりました。
DSC-RX10M3

DSC-RX10M3本体

ところが当店の社長はそのスペックの高さ・潜在的な可能性を感じ、発売前から注目していたようです(ちなみに社長は朝日新聞社最優秀賞を2回頂いた腕前です)。実際に使ってみてやはりかなり面白い商品とのことでしたので、半ば無理やりお願いしてレビューを書いてもらいました((

ここではそのレビューを皆様に紹介したいと思います。(以下、社長レビュー)

 

RX10Ⅲの評価・感想

今まで使用していたカメラが重いので、そろそろ軽くて使い易いカメラが欲しいと思っていた矢先、SONYのRX10Ⅲの発表がありました。まだRX10Ⅱが現行でモデルチェンジにしては早すぎると思いましたが、スペックを調べて驚きました。

まずレンズがツアイスの24~600ミリ(35ミリ換算)・f2.4~4・9枚羽根・最短撮影距離は3cmという高い基本性能になっており、このレンズを35mm交換式で用意しようとするとおそらく100万以上はすると思われます。その他4.5段の光学式手振れ補正とサイレント撮影が可能で、しかも防塵・防滴設計です。この高スペックにもかかわらず重さは1,100g程度に抑えられています。

さっそく秋葉原で行われたソニーの内覧会でテスト撮影して感触を確かめました。持参した SDメモリに、テスト撮影した100枚程のデータを入れて、帰ってから店でじっくりと見ました。その結果、このカメラなら1台持って行くだけでオールマイティに使えると考え、予約注文を入れておきました。(ちなみに写真仲間に話をすると、欲しいという人が4人いて更に予約を入れています)

・・・そして発売日に入荷した物をさっそく手に取り、利根川の逆水門で産卵のため遡上する魚の大群を撮った写真がこれです。

KOG01947絞りF8、露出時間1/1600秒、ISO1600

その後も出かける時は持ち歩く様にして、撮影を楽しんでいます。参考の為、撮影した写真を見てください。

KOG00277絞りF4、露出時間1/400秒、ISO640

KOG05837絞りF4、露出時間1/400秒、ISO125

KOG01496絞りF8、露出時間1/1600秒、ISO1250

KOG03520絞りF4、露出時間1/640秒、ISO1250

KOG08031絞りF4、露出時間1/1600秒、ISO500

これは比較の為。
上は600mmで絞り開放。下は24mmで撮影いたしました。

KOG08979絞りF4、露出時間1/1000秒、ISO500

KOG09189絞りF2.8、露出時間1/1000秒、ISO100

 

[平成28年6月30日追加分]

tsubame-1絞りF4、露出時間1/2000秒、ISO250

tsubame-2絞りF4、露出時間1/2000秒、ISO640

tsubame-3絞りF4、露出時間1/2000秒、ISO500

 

(レビュー終わり)

 

いかがでしたでしょうか?このカメラ、当店ではその後も売れ行き好調なのですが、いまでは人気が出たのか入荷待ち状態がやや続いているのが残念なところです。

皆様に少しでもこのカメラの魅力が伝わればと思います。

(平成28年7月9日追記 レビューの続きを掲載しました)

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